理学療法士の仕事内容と資格取得方法について詳しく解説!!
理学療法士も様々な職場で活躍できる資格ではありますが、そのほかにも役に立つ資格が豊富に存在します。
そんな役に立つ資格を
「就職・仕事・人生で役に立つおすすめ資格10選 」でご紹介しているので、そちらも参考にしてみてください!
理学療法士とは
理学療法士は怪我や病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される運動能力機能が低下した人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復・維持と傷害の悪化の予防を目的として、運動療法や物理療法等を用いて、患者さんが自立した日常生活が送れるように支援をする医療リハビリテーションを行う仕事です。
理学療法とは、
- 運動
- マッサージ
- 電気
- 温熱
- その他の物理的手段
理学療法士は、日常生活の自立をリハビリテーションの分野でサポートする専門家と言えるでしょう。
理学療法の対象者は幅広く高齢者・子供・プロスポーツ選手まであります。
理学療法士の仕事内容は?
理学療法士は、座る・立つ・歩くなどの基本動作ができるように身体の基本的な機能を理学療法によって回復をサポートします。
その主な療法は3つです。
運動療法
大ケガをした後・手術を行なった後の患者は安静が必要なため、筋肉や関節が動かすことができず、筋力低下や関節可動域が制限されてしまう場合が多いです。
ですので、理学療法士は患者の回復状況を確認しながら、筋肉や関節を動かす運動を行ないます。
その運動方法にはセラピストが動かす他動運動、患者本人が動かす自動運動等です。
物理療法
体に対して物理的な刺激(温熱や寒冷、電気等)を与え、痛みの軽減させたり、血液循環の改善、筋肉を解すなどをする治療です。
リハビリの現場には複数の物理療法機器が導入されており、理学療法士はそれらの機器を患者に合わせて使い分け治療を行います。
日常生活活動訓練
日常生活を送るための基本的な動作(立つ、歩く、座る)を訓練し、食べる・排泄する・入浴などが自分でできるようになるように訓練することです。
理学療法士は、患者の身体状況・病状に合わせてベットからの離床を促し基本動作の訓練をします。
そんな医学療法士のサポートなどをするのは看護師のお仕事になります。
看護師さんのお仕事については、 「看護助手は何をするの?徹底解説します!!」で解説していますので、そちらも参考にしてみてください!
理学療法士になるには?
理学療法士として働くためには、まず最初に国家資格を取得しなければなりません。
その国家試験を受験するためには、養成校で3年以上学び、必要な知識と技術を身につけることが必要になっています。
専門的な知識を取得するためには大学院で学ぶ道を選ぶことも可能です。
なお、作業療法士の資格を持っている方は、養成校で2年以上学ぶことで受験資格が得られます。
理学療法士試験の合格率は80%越えと比較的高い水準なため、勉強をすれば取りやすい資格ということがわかるでしょう。
理学療法士の主な就職先は、
- 病院
- 診療所
- 高齢者福祉施設
まとめ:理学療法士になって一生使えるスキルを身につけましょう!
理学療法士の資格を取得することができれば、就職先に困ることはないですし、一生使うことができる資格なので取得して損はありません。
資格を取得して理学療法士として長く働きましょう!!
長く働くことのできる資格として、国家資格を取得するという手もあります。
国家資格について
「難易度が高い国家資格をランキング形式でご紹介!合格率や目安勉強時間なども詳しく解説!」でご酒介しているので是非参考にしてみてください!